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アラフォー女性会員さま、成婚寸前でキャリアを選んで破談

ブログ100日チャレンジ#80

結婚か家族か

ご乗車ありがとうございます、婚活列車のあいかです。

元バスガイドが1年以内のご成婚をポジティブにご案内♡


アラサーに近付くにつれ、結婚もしたいけどキャリアアップも捨てがたい…と悩む女性は多いのではないでしょうか。


今回は、今月で成婚退会という所に差し迫った、最後の最後でキャリアを選んだ彼女のお話です。


仕事に燃える30代アラフォー女性会員さま。

これまで仕事一筋で、わき目もふらずにキャリアアップを目指していました。

40代に近付くにつれて年齢的な焦りもあり、ご入会となりました。


ただ、最初から彼女のゴールは「幸せな結婚生活」ではなく「結婚」だったように感じます。

とりあえず結婚できればいい、気持ちはきっと後からついてくるし、子どももほしい。

私はそんな考えに不安を感じながらも、システム登録を済ませ活動をスタートさせました。


彼女の条件は、


・秋田に住み続けること

・キャリアアップへの理解

・婿養子になってくれること

・自分の家族と同居してくれること


と、なかなかのヘビー級…

これは針の穴を通すような婚活、相当頑張らないと実現できないかもしれません。


ご自身からも積極的にお申込みされ、お申し受けも意欲的にお受けし、ぽつぽつとお見合いが決まっていきました。


そこでお会いした彼が、隣県住み、会社員で優しげな年下くんです。

遠距離ながらも中間ポイントでデートしたりオンラインを活用したりして、距離を縮めていきます。


彼女の理想通り、仕事理解OK、秋田移住・婿養子・同居OK!

しかも年下くん♡

彼は資格職のため、場所を選ばずにお仕事ができるそう。

なかなか婿養子で同居OKな男性は少ないので、このご縁逃すまじ…!


そして真剣交際へ進み、親御さまへのご挨拶も無事に済ませました。

彼のお母さまもとてもすてきな方で、彼女も安心したようです。


交際中にその都度デート報告を受け、将来についての具体的な話がどんどん進んでよい形が作られてはいるのですが…

なぜだか彼女の口からは、不満がこぼれてくるのです。


「いつも私が〇〇している、相手にもやってほしい」

「なんでもっと〇〇してくれないんだろう」

「これくらいなんで察してくれないの?」


その気持ちを相手に伝えたかというと伝えていないと言います。

特に男性は察することが苦手で言葉にしないと分からないため、アイメッセージで気持ちを伝えることが大切。


伝え方のポイント「アイメッセージ」についてはこちらをどうぞ


あまりに不満を募らせているので、

「そもそも彼に対して、どのくらい気持ちが上がっていますか?」

と尋ねたところ、


「いや、気持ちが上がっているかどうかは重視していません。

お見合いだし、結婚に気持ちは必要ないと思っているので。

とりあえず婿養子に来てくれる人と結婚できればそれでいいです。」


と、あまりにドライな考えに驚きを隠せません…

それでは彼が報われないと感じながらも、自分の意志を曲げない彼女にはどんな言葉を投げかけても届かないのでした。


そんな状態のまま真剣交際に進み、親御さまご挨拶も済ませ、いよいよ今月成婚退会という段階だったのですが…


ある日彼女から切羽詰まった様子で連絡があり、すぐお電話をすることに。

そこで聞かされたのは、想像もつかない言葉でした。

電話対応に困る女性

「私、仕事で大きなプロジェクトを任されたんです。

入会時には想像もつかなかったことで自分自身驚いていますが、これは社運をかけた大きな挑戦になるんです。

私はこの仕事に全てをかけたいと思っているので、彼とはお別れすることにします。」


既に、彼女の決意は固いものでした。

せっかく全てを投げ打って秋田に来てくれるすてきな彼とのご縁なので、パートナーと支え合いながら仕事も両立したらよいのでは?と引き留めたのですが…


結局、彼に少しも恋愛感情がないことから迷いなく切り捨てたようでした。


交際中、私は何度も彼女に確認しました。

「彼への気持ちは上がってきてる?」

「居心地のよさや、何かしてあげたいという気持ちはある?」


けれども答えはいつも同じで

「結婚するのに、そういう気持ちは必要ないですから。」


そのプロジェクトがあってもなくても、こうなっていたんじゃないかなと思います。

しっかりハンドリングできなかった私の未熟さもありますが、当人が進みたいというなら止めることは難しいのです。


お二人の交際期間は6ヶ月を過ぎようとしていました。

半年もの間一緒の時間を過ごしたというのに…本当に彼はいたたまれない気持ちだったと思います。


最後の最後に、キャリアを選び成婚寸前でお別れを切り出した彼女。

それは、自分の気持ちに目を背け続けた結果なのではないかと思います。


今回の一件で思うのは、自分の気持ちを無視して条件だけで結婚しようとするなんて到底無理だということ。


ご成婚された会員さまは、皆さまお相手のことを大好きになって、ちゃんと恋愛して退会されていくのです。


もちろん、キャリアを優先することも人生における選択のひとつ。

どちらが正解だなんて人生やり直さない限り分からないけれど、女性会員さまのキャリアアップと、お相手のさらなる良縁を願うばかりです。


\おきがるに/


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